バジル

【学 名】 Ocimum basilicum
【分 類】 シソ科・メボウキ属
【別 名】 メボウキ
【種 類】 一年草
【草 丈】 50cm~80cm
【原産地】 アジア・南ヨーロッパ・北アフリカ
【精油成分】 オシメン、シナロール、メチルカピール


バジル(バジリコ)という名前はギリシャ語の「バジリコン」、
すなわち「王の(バシレウス)」薬剤ということを意味する言葉から由来したものです。
キリスト教では、キリスト復活の後、キリストの墓の周りに
このハーブが生えたという伝説もあり、この言い伝えからギリシャ正教の教会では
今でも祭壇の下にこのバジルを入れたつぼを置きます。

バジルはアジアの原産で料理によく使われていますが
今ではヨーロッパ・北アフリカ・セーシェル諸島・レユニオン島に広く生育しています。
イタリア料理、地中海料理に利用されていて、種類によってはアジア料理に使われます。
ペーストにしたり、バターに練りこんだり
オリーブオイルやビネガーに漬け込みます。
パンに焼きこむこともあります。


バジルは多くの面でペパーミントに似ています。
バジルの香りはミントと同じくツンとした風味で、比較的強い辛味があります。
どちらも消化不良・嘔吐などに有効です。
また、バジルは優秀な消毒剤であり、去痰剤であり、抗神経性鎮痙剤でもあります。
故に喘息・気管支炎・気腫に対して効果を発揮します。
急性の症状の場合には、バジルを緩和な去痰剤と組み合わせて用いられることもあります。
他にも殺菌、抗うつ、強壮、解熱などの様々な作用があります。 虫刺されには生の葉をつけ、風邪には葉の蒸気を吸入します。
精油は、スパイシーなグリーンの香りで自律神経調整、抗痙攣、抗炎症作用などがあります。

バジル油は素晴らしい芳香性神経強壮剤です。
バジルは頭を明晰にし、精神的な疲労を回復させ、心を明るく強くしてくれます。
これはさまざまなタイプの神経症、とりわけ衰弱や優柔不断、
ヒステリーと結びついた神経障害に用いることができます。
シソ科の植物の精油の中で、バジル油は最も快い香りのもののひとつですが
これは神経過敏症・不安症・抗うつ症に対し非常な価値があります。
精神を高揚させ、明晰にし、強化するのです。

バジルのエッセンスは淡い緑黄色をしており、リナロールを含んでいます。
リナロールはベルガモット油とラベンダー油にも含まれる有効成分です。
リナロールにはタイム・ペパーミント・リコリスを混合したような
非常に快い、軽くすがすがしいにおいがあります。
味は甘く、つんとしみるようで、やや苦味があります。
この成分のために、これをほかの精油とブレンドすると
甘いグリーンのトップノートになり、ゼラニウム・ヒソプ・ベルガモット等と相性よく溶融します。

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